あいさつ

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杉山 斉
  • 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
  • 慢性腎臓病対策 腎不全治療学 教授
学会活動
  • 日本腎臓学会 幹事(慢性腎臓病対策委員会担当)・評議員・指導医・専門医、腎疾患レジストリー腎病理診断標準化委員会
    日本透析医学会 評議員・指導医・専門医、腎不全総合対策委員会・岡山県研修プログラム委員・統計調査地域協力委員
    日本内科学会 中国支部評議員、総合内科専門医
    日本リウマチ学会 評議員、専門医
    日本腎臓リハビリテーション学会 代議員
    岡山県医師会透析医部会 幹事
    厚生労働科学研究 難治性腎疾患調査・分担研究者
    厚生労働科学研究 難治性血管炎調査・分担研究者
略歴
1989年3月
岡山大学医学部卒業、 岡山大学医学部第三内科教室入局
1996年3月
岡山大学大学院医学研究科修了(医学博士)
1997年8月
英国Nottingham大学内科 Renal and Inflammatory Division(John S. Savill教授)
2000年6月
岡山大学医学部第三内科助手
2006年6月
岡山大学病院 腎臓・糖尿病・内分泌内科講師
2008年1月
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 教授

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 平成26年10月より岡山県CKD・CVD対策専門部会の部会長を拝命致しました、杉山です。前任の前島洋平先生より引き継ぎをさせて頂きました。
 現在、日本各地でCKD病診連携への取り組みが行われています。岡山市においても、2007年より岡山市CKDネットワーク(OCKD-NET)(代表世話人:槇野博史 岡山大学病院長)、また2013年より倉敷市CKDネットワーク(KCKD-NET)(代表世話人:柏原直樹 川崎医科大学教授)が設立され、CKD病診連携への取り組みが進んでいます。また、厚生労働省の「腎臓病重症化予防のための戦略研究(Frontier of Renal Outcome Modification in Japan:FROM-J)」が2007年度より開始され、岡山県でも岡山市医師会、倉敷医師会、美作医会に参加して頂きある一定の成果が得られ、現在長期的なフォローアップを見据えた経過観察が続けられております。今後は、岡山県全域でのCKD・CVD医療連携体制の構築が必要であると考えております。そのためには、各地域単位での連携システム構築や、かかりつけ医の先生方、医師会、看護師、管理栄養士、保健師、薬剤師等の医療関連職種の皆様へのCKD・CVD診療の普及啓発、保健福祉行政関係の皆様との連携などにも取り組む必要があります。
 また、CKDは無症状のうちに徐々に進行するため、一般市民における認知度はメタボリック症候群などに比較して未だに低い状況です。全世界的なCKD普及啓発の目的で、毎年3月の第二木曜日が世界腎臓デー(World Kidney Day)と制定され、CKD対策のキャンペーンを2008年より岡山市でも実施しています。このような普及啓発活動や、岡山市国民健康保険特定健診におけるCKDのスクリーニングと受診勧奨などについて、継続的に取り組む予定です。また、小児CKD対策については、検尿異常からの精密検診や先天性腎疾患による腎不全への対策、Transition(小児医療から成人医療への移行)の観点から成人でのCKD・CVD重症化の予防等、重要な課題を有しており、小児腎臓専門医の先生方にご協力いただき進めて参りたいと思います。
 本専門部会での様々な活動により、末期腎不全患者数の減少、CKD患者のQOLならびに予後改善から健康寿命の延長まで、社会に広く貢献し得ることを願っております。

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